vol.2 - No.13 (2000年10月1日)

朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の気配が、いろいろなところに感じられるようになりました。夏の暑さの中で、多少疲れ気味に見えた野の草花も元気をとりもどし、一段と背丈をのばしたように思います。そのような秋の野原で目立つのは、背の高いセイタカアワダチソウと、実が鮮やかなヨウシュヤマゴボウです。どちらも北アメリカ原産の帰化植物です。

秋の野原に“我が物顔”で咲いているので、少し癪(しゃく)な気もしますが、今回はヨウシュヤマゴボウを紹介することにします。