vol.1 - No.18 (1999年12月15日)
秋の運動会が近づく9月の終わりに、小さなカラスザンショウの木に、アゲハの幼虫がついているのをみつけました。よく見ると卵もついています。カラスザンショウには、ふつうカラスアゲハが卵を産むので、期待して持ち帰りました。しかし、育てるにつれて、今まで何度も育てたことのあるクロアゲハと分かり、少々がっかりしましたが、最後まで育てることにしました。幼虫でみつけたものは寄生されていて、蛹の時に死んでしまいましたが、卵から育てたものは最近無事成虫になりました。しばらくの間、部屋の中をひらひら飛んでいましたので、今回は、そのクロアゲハを紹介することにします。