種


vol.1 - No.01 (1999年4月1日)

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タンポポの種に綿毛がついていることは、だれでもよく知っていることです。この綿毛(正しくは冠毛という)が、風を受けて空に舞い、いろいろな地に運ばれて芽を出します。このことから、「風媒花」と誤ったことをいう人がいますが、正しくは、「タンポポの種子は、風によって伝播(でんぱ)される。」と、難しいいい方をします。