自然再発見 - No.21 (1999年2月1日)
日が少しずつのびはじめ、陽射しのありがたさが身にしみる毎日です。夕刻から明け方までの寒さはとても厳しいのですが、風のない日の日だまりはとても暖く感じられます。まだ茶色の目立つ野原や林ではありますが、よく見ると、春の準備を始めた木々や草の芽を見つけることができます。落ち葉の裏から出てきて、ひなたぼっこをするクモや小さな虫たちに出会うことができます。そして、改めて太陽のありがたさを感じます。
さて今回は、そんな冬の林や公園で見つけた冬の木の芽を紹介します。かたい芽鱗(がりん:芽を包む外側の鱗のような皮)に包まれた木の芽の内側では、ふくらませる準備が着々と進められていることでしょう。