季節の教材 - No.08 (1997年7月15日)

今年は空梅雨のようで、7月に入ってからあまり雨が降っていません。降らなければ降らないで、花壇の水やりが大変だとぼやいたりして、我ながら勝手だなと思います。7月の上旬から中旬にかけて、「緑の学校」と称して、臨海・林間学校へ1年から6年までが順に出かけます。雨が降らないことはよいのですが、出かけている間の水やりの心配が必要になります。夜だけ降ってくれたらななどと、むしのいいことを考えたりします。

この緑の学校の期間、高山ではお花畑の花が見頃となります。夏休みに入ってからでは遅いのです。今は蔵王に出かけている6年生ですが、以前行っていた山形県の天元台(西吾妻山)には、とても美しいお花畑があります。この原稿を書きながら、「今、山に登るのが一番いいんだがな。」などと考え、西吾妻山の雪景とお花畑を思い出しています。そこで今回は、西吾妻山で撮影した高山植物を紹介します。そして次回は、高山植物(2)として、霧ヶ峰の植物を紹介するつもりです。