霜


四季の教材 - No.22 (1997年2月15日)

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横浜の海に近い私の学校でも、2月1日をはさんで1ヶ月間は、毎日のように氷が張り霜がおります。数cmもの霜は珍しいものですから、特に冷え込みの厳しいときには、花壇や池・小さな水田等が子供たちによって荒らされます。このことでも、先に紹介したような花壇の小さな雑草たちはひどい目に遭うのですが、小さな植物の一番の大敵はなんと言っても霜でしょう。霜によって持ち上げられた小さな体は、霜がとけた後、乾いたぱさぱさの土の上に放り出されることになるのですから。画像のようにフィルムに写った霜は美しいのですが、何とも複雑な気持ちになります。