四季の教材 - No.16 (1996年11月15日)

今回も、6年の下巻の最初の単元、「土地のつくり」で利用できる岩石の画像です。堆積岩と火成岩の2つに分け、代表的なもの3種類ずつを紹介します。

さまざまな種類の岩石について調べ、それぞれの特徴が分かってくると、「堆積岩も火成岩もどちらももとは同じもの。」ということを、改めて知らされます。それは、小さな砂粒の一つひとつは、石英だったり長石だったりするからです。火成岩が風化して、粘土ができる。それが固まって泥岩やねん板岩ができる。またそれがくずれ、湖底や海底に積もる。とても永い年月の結果が、今の大地であることを考えるとき、人の一生も人類の歴史でさえも、一瞬のできごとであることと、地球の歴史の壮大さを、思い知らされたような気持ちにさせられます。