つぼみとちがって、花の観察は朝の数時間が勝負ですから、授業で扱うには1時間目、遅くとも2時間目まででなければ、花がしぼみはじめてうまくいきません。つぼみのときと同様にして、花の一部を切り取って中のようすを観察するのですが、花びらが弱々しくて、画像のように広げるのはなかなか難しいものです。きれいに広げることに夢中になると、花全体をだめにしてしまうので、ほどほどにさせましょう。また、おしべは花びらについているので、花の一部を切り取ると1・2本とれてしまいます。おしべの数を数えるときには注意が必要です。