孵化してすぐ
四季の教材 - No.06 (1996年6月15日)
孵化してすぐの子メダカは、他の魚の稚魚と同じように、腹の部分が大きく膨らんでいます。卵で生まれる動物のほとんど(ニワトリなどの鳥も)が、このようにお腹を膨らませています。それは、腹の中にしばらくの間餌を食べなくても生きていくことができるようにと、栄養分を詰め込んでいるからです。子メダカたちは、この養分を使いながら、周りの環境に慣れたり泳ぎが上手になるための練習をしたりするのです。