5月の天体図2026年






今月は5月2日と31日の2回、満月があります。31日の満月は今年最小です。これは、地球の周りを回る月の軌道が楕円形をしており、地球と月との距離が変化することで、月の見かけの大きさが変わるためです。
5月14日の早朝(午前3時30分から4時くらい)に東の空で月と土星の接近を観察することができます。
東の空には、ヘルクレス座が昇ってきました。全天で5番目に大きなこの星座は、ギリシア神話に登場する英雄ヘラクレスの姿をかたどったものです。
夕方の西空にて肉眼観測が期待されていたマップス彗星ですが、太陽最接近に伴い消滅した模様です。太陽観測衛星『SOHO』の観測データでは、太陽光球を遮る円盤の背後へ進入する様子は確認されましたが、円盤通過後に彗星として再出現することはありませんでした。
西の空では、ふたご座が沈もうとしています。ふたご座のカストルとポルックスは、日本でも多数の和名が残っています。「フタツボシ(二つ星)」や「オオキイニボシ(大きい二星)」、キョウダイボシ(兄弟星)」などが伝わっています。