6月の天体図2025年
6月1日には金星が西方最大離角になります。地球から見たときに太陽より西側で起こる現象で、この金星を観察するには明け方の東の空を観察することになります。早朝になりますが、金星に天体望遠鏡を向けると半月状の金星を観察することができます。
東の空では、うしかい座が天頂高くに昇っています。かんむり座は、半円状に星が並んだ星座で、「くるまぼし」「たいこぼし」などの和名があります。
6月21日は夏至です。この時期は、昼の時間が長くなり、冬至と比べると昼の長さが、5時間くらい違っています。
6月3日の22時50分ころに、今年3回目の月面Xを見ることができます。この現象は、予想時刻の前後1時間くらい観察できます。
南の空では、おおかみ座が昇ってきました。おおかみ座は、南の地平線近くに見ることができる星座です。