11月の天体図2024年
11月16日18時頃に月とプレアデス星団が接近した様子を観察することができます。月が明るいので、双眼鏡があるとプレアデス星団を明瞭にとらえることができるでしょう。
また、20日には、火星と月の接近した様子を観察することができます。最も接近するのは21日の9時頃ですが、20日の22時頃には東北東に月と火星が接近した様子を観察することができます。
東の空では、おうし座が昇ってきました。今年は、木星がおうし座を観察するよい目じるしになっています。
11月5日の夕方の西の空に、月と金星の接近を観察することができます。金星は、−4等と明るいので17時から18時くらいに月を見つければ、金星はすぐに分かると思います。
また、11日には月と土星の接近を夕方に観察することができます。土星も0.8等と明るいので、夕方に月を見つけると側に輝く土星を見つけることができるでしょう。
西の空では、夏の大三角が沈もうとしています。夏の大三角は、わし座の「アルタイル」こと座の「ベガ」はくちょう座の「デネブ」の順に西の空に沈んでいきます。