1月の天体図2024年
新しい年になりました。2024年は、5月5日の火星食、12月8日の土星食、12月9日の海王星食など多くの天文現象があります。また、10月には紫金山・アトラス彗星が明るくなるとの予報もあり、星空から目がはなせない年になりそうです。
東の空では、ぎょしゃ座が天高くに昇りました。1等星のカペラは、1つの星に見えますが、実は直径が太陽の10倍ほどの2つの星が、104日で互いを回っているものといわれています。
元日の日の出は、縁起が良くめでたいものとされ、多くの人が拝みに出かけるようです。日の出の時刻は地域によって違い、1番早い場所は、南鳥島(人は定住していない)の午前5時27分です。富士山山頂だと午前6時42分、石垣島は午前7時27分で、国内の多くの地域では、この間の時刻に日の出を迎えます。
西の空では、ペガスス座が沈もうとしています。夏に東の空から駆け上ってきた天馬ペガススは、勢いよく地平に駆け込んでいるようにみえます。