12月の天体図2023年
12月はふたご座流星群が活動します。たくさんの流星が見られるのは、12月13日の夜から15日の3夜と予想されています。ふたご座流星群は、1860年頃から観測され、年々出現数が増えています。
北の空では、くちばしを下にして地平線に飛び込むように、はくちょう座が沈もうとしています。北十字という名がぴったりの様子です。また、ふたご座流星群のふたご座が昇ってきています。
日が暮れるのが早くなりました。日の入りの時刻がもっとも早いのは12月6日頃です。
また、12月22日は冬至です。この日は、かぼちゃを食べたり、お風呂にゆずを浮かべてゆず湯を楽しんだりする風習があります。
南の空では、木星が空高くに昇り、観望の好機です。天体望遠鏡や双眼鏡を使うと、天文学者ガリレオ・ガリレイが発見した「ガリレオ衛星」を観察することができます。