8月の天体図2023年






8月12日から13日の明け方にペルセウス座流星群が多く出現すると予想されています。ペルセウス座流星群は明るい流星や流星が流れた後に残る煙のような痕跡も多く観察する事ができます。
北の空では、アンドロメダ座やカシオペヤ座など秋の星座が昇ってきました。カシオペヤ座は、北極星を知るのに便利な星座です。
8月は満月が2回あります。そして、2度目の満月を「ブルームーン」と呼ぶことがあります。また、31日の満月は1年のうちで地球と満月が最も近い満月です。この満月のことを「スーパームーン」と呼びます。
南の空では、土星が昇ってきました。土星は、環が魅力的な惑星です。天体望遠鏡で見ると環がはっきりと観察できます。この環はだんだんと傾きが小さくなり、2025年には見えなくなり、また徐々に見えるようになります。