1月の天体図2022年
1月4日の夕方の南西の空に月と水星が、6日には月と木星が接近して観察することができます。
また、4日はしぶんぎ座流星群が極大です。しぶんぎ座流星群は夏のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群とともに三大流星群のひとつとして知られています。
しぶんぎ座という星座は現在では存在していません。しぶんぎ座は、現在のりゅう座・ヘルクレス座・うしかい座の境界付近にありました。それで、りゅう座流星群と呼ばれていた時期もありましたが、今はしぶんぎ座流星群の名が正式に用いられています。
新しい年になりました。2022年も天文現象がたくさんあります。5月1日には金星と木星が、5月29日には火星と木星が1°以内に接近します。また、11月8日の皆既月食は全国で楽しむことができます。そして、12月1日には火星の最接近があります。
南の空では、おうし座が南中をむかえました。おうし座のプレアデス星団は、「すばる」や「むつらぼし」など多くの和名があります。