12月の天体図2019年
12月26日には部分日食があり、全国で観察することができます。食の始まりは、札幌では14時31分、東京で14時28分、福岡で14時14分です。札幌や東京では太陽が欠けたまま日没になります。必ず太陽観察用の日食メガネや日食グラスで減光して観察をしましょう。
東の空では、おうし座が昇ってきました。オリオン座の3つの星を、東から西に結んで延長していくと、最初に突き当たる明るい星がアルデバランになります。
12月になりました。冬至は22日です。1年で最も夜の長い時期です。15日はふたご座流星群の極大日ですが、今年は月の影響があります。
29日には、夕方の西の空に金星と月(月齢3.3)が並んで観察できます。
西の空では、はくちょう座が沈もうとしています。はくちょう座は、南十字と対比されて、北十字とも呼ばれています。日本でも「じゅうもんじさま」などの和名があります。