夏至は6月22日です。夏至が6月22日になるのは珍しく、以後当分（40年以上）ありません。北半球では、最も日の出から日没までの（昼）時間が長くなります。
南の空では、からす座やコップ座が南西の地平に沈もうとしています。
南東の空でひときわ明るい星が見えたならきっと木星です。これから木星の観察の好機になります。木星を目じるしにしてアンタレスも探してみましょう。

6月18日前後に、水星と火星が接近して観察できます。火星が1.8等級、水星が0.2等級の明るさです。日没後１時間程度しかチャンスはありません。近くにはふたご座があります。カストルとポルックスも同時に観察できるでしょう。
また、６月６日と７日には、近くに月が輝いています。入梅は11日です。貴重な晴れ間にしっかりと観察しましょう。