3月の天体図2019年





東の空からは春の星座が昇ってきました。西の空には火星が輝いていますが、夕方の東の空には惑星がいません。しばらくは落ち着いた春の星座を観察することができます。(明け方の東天には木星、土星、金星が集合して輝いています。)
さて、かに座はもう空高く昇っています。ヘラクレスに踏みつぶされたかにですが、その勇敢さを認められて星座になったとされています。
春分は3月21日です。春分の日は、昼の長さと夜の長さがほぼ等しくなると言われることがあります。しかし、実際には昼の時間の方が、10分程度長い場合がほとんどです。また、春分は太陽が春分点を通過した瞬間のことなので、春分の日は日本では、3月20日か3月21日になることが多いです。
西の空では、おひつじ座が沈もうとしています。火星がそばで輝いているのでおひつじ座を観察する目じるしになります。