さそり座2009.7
さそり座は、黄道十二星座の1つで、トレミーの48星座の1つでもあります。 日本では南の空低く、まるで地をはうような感じで、7月から8月の宵に観察することができます。 大きなS字状のカーブを描く星列はよく目立ちます。 さそり座のアンタレスは「赤星(あかほし)」、「火(か)」、「コル・スコピイ」などと呼ばれ、昔から注目されていた星のひとつです。 アンタレスまでの距離は約600光年で、直径は太陽の約720倍もあり「赤色巨星」と呼ばれる星です。 赤色巨星は、一生の終わりをむかえつつある星です。