うしかい座は、晩春から梅雨の頃に頭の真上を通り過ぎる大きな星座で、トレミーの48星座の1つです。
牛飼いという名前ですが、猟犬をひきつれて熊を追っていく男の姿が星座として描かれています。
α星アルクトゥルスも「熊の番人」という意味です。
うしかい座の由来は古く、メソポタミア文明以前の羊飼いがつくった最古の星座だという説もあります。
アルクトゥルスは、北斗七星の柄杓の柄の先を伸ばしていくと見つけることができます。
このアルクトゥルスを頂点に、2等星と3等星で描く大きなネクタイのような形がうしかい座です。