プレセペ星団は、星がまばらに集まった天体(散開星団)です。
おうし座のプレヤデス星団「すばる」も散開星団の仲間ですが、プレセペ星団の方が、より遠くにあります。そのためプレヤデス星団のように肉眼で1つ1つを星として確認する事ができません。その様子は、ぼんやりとした雲のように見えます。
存在は昔から知られており、古代ギリシャでは、もしかすんで見えたら雨が降ると言われていました。
双眼鏡を使うと星々が視野いっぱいに広がり美しい姿を観察することができます。英語では、「ビーハイブ(Beehive:蜂の巣)」とも呼ばれます。