ふたご座2006.12
ふたご座は黄道十二星座の第三番目に位置し、日本から見て最も長時間見えている黄道の星座です。
双子の頭になっているカストルとポルックスは、カストルが2等星、ポルックスが1等星に分類されていますが、実際の空を見上げると同じように明るい二つの星が如何にも双子らしく仲良く並んでいます。この二つの星を探し出せば、そこから南西に伸びる2本の星列が双子の身体ですから、見つけやすくイメージしやすい星座の一つです。
この星座は、バビロニア、フェニキア、エジプトなど様々な国で双子の姿と見られてきました。ギリシア神話の双子は、スパルタ王妃レダの息子です。弟の名は星名ではポルックスですが、ギリシア語ではポリュデウケスといい、神話の中ではポリュデウケスとして登場します。