ケフェウス座は、古くから知られていた星座で、紀元前6世紀頃にはカルデアでも知られていたそうです。また、フェニキアではケーフという名前で記録され、ギリシア神話の原形だともいわれてます。
星座の全体の形は、とんがり家のようないびつな五角形をしていますが、暗い星ばかりなのであまり目立ちません。
この星座のα星「アルデラミン」は、西暦7500年頃肉眼で見える星の中でもっとも天の北極に近い星となり、その前後千数百年の間、北極星になることが予想されています。
星座としては秋の星座ですが、天の北極に近いので，年中見ることができる星座です。