ふたつぼし2006.1
星を二つで「ふたつぼし(二つ星)」では、どの星を結んでもふたつぼしです。しかし、ふたご座が一番目ぴったりと合うでしょうか。カストルとポルックスのことを呼んでいる地方が多いようです。
もちろん、二つの星の事ですから、こぐま座やさそり座、七夕の二星のときもあります。
ふたご座のカストルとポルックスは、「ぞうにぼし(雑煮星)」や「もちくいぼし(餅食星)」などの呼び名もあります。これは、この星が山際に沈む頃(ちょうど旧正月の頃)寒さが和らぐことを祝って餅を食べたのが由来のようです。
旧正月に結びつけた呼び名として、「かどぐいぼし(門杭星)」「もんばしらぼし(門柱星)」「もんぼし(門星)」などもあります。