みぼし2005.9
「みぼし(箕星)」は南斗六星から柄を除いた四角形の部分の和名です。他に「ふじみぼし(藤箕星)」や「たかみぼし(竹箕星)」などの和名があります。 また、福岡では、「てみぼし(手箕星)」という和名が残っています。「てみ」は竹製で和紙をはった大きなザルのことです。 星を四辺形の形に見たてることは、夜空のあちらこちらでできます。ケフェウス座や北斗七星でもできます。「てみぼし」はからす座の四辺形ではないか。とも言われています。四つ並んだ星ということで、静岡では「しぼし(四星)」との和名が残っています。