金星2005.5
3月29日に太陽の向こう側をまわった金星は,5月には宵の明星となって日没時に西の空で耀くことになります。 しかし、今年は日没時の金星の高度があまり高くはありません。 5月の夕方の赤く染まった西の空を探してみましょう。−4等の明るさなので,見晴らしのよい所では意外と簡単に見つかるかもしれません。これから年末まで、宵の明星として観察の好機が続きます。 写真は昨年10月のものでしし座の側で明けの明星として耀いていたときの金星です。