てんびん座2004.6
おとめ座とさそり座のアンタレスの中間あたりに、3つの3等星が「く」の時をうらがえしたような形にならんでいます。これが黄道12星座のてんびん座です。 てんびん座は、人間の善悪を裁くために正義の女神アストレアが、左手にたずさえているものだとギリシャ神話では、伝えられています。 今から、2700年〜4300年前には、この星座に秋分点があって、秋分の日の太陽がこの星座にかかり、昼と夜の長さをひとしく分けていました。そこで、このてんびん座の名が起こったのだろうといわれています。