おおぐま座2004.3
おおぐま座は、ほとんど一年中観察できる星座です。とりたてて春の星座というわけでもないのかもしれません。しかし、北の空高くに横たわるの季節は春になります。こうしたことから、春の星座の仲間になっているようです。
おおぐま座の中でも目立つのは北斗七星です。「斗」というのは、中国で水やお酒をはかるひしゃくのことです。夏の星座のいて座にこれとよく似た「南斗六星」があります。
昔は、北の星空をまわるこの北斗七星だけで、おおぐま座としていた時代があります。時代が下がると、この付近の約150の星を集めておおぐま座としました。
ミザールの横には、アルコルという名の星があります。アルコルというのは、馬の「乗り手」という意味です。