そりゃ〜,落差,距離と,各区間の斜面と水平の数,条件がみな同じなんだから,同時に到着だね。
たしかにレールの条件は同じだけど…
一気に落下するのと,2回に分けて落下するのとではちがう気がするな。
スピードは落差が大きいほど速くなるのだったよね。
だったら,一気に 11 cm 落ちた方がスピードは速くなるね。
でも,②だって 11 cm の落差があるんだから同じスピードになるのでは?
前回は,落差が同じならば,みな到達スピードは同じになったよね。そうでしょうマスター?
その通りです。
落差で考えると,11 cm の半分の落差で,仮に 10 のスピードがつくとすれば,2つの斜面を通れば 20 のスピードになる…
落差が2倍になるとスピードが2倍になるわけではないですが,落差に応じてスピードが速くなることは確かです。
そうすると? う〜ん,わかんなくなってしまった。
マスター,ヒントは?
①と②のちがいは「斜面の後の水平の状態」だね。前回を思い出すと…
なぬ! 斜面の後の水平の状態?
①の斜面を落下したとき,仮に20のスピードになるとすると,水平の運動になってからもスピードは20だね。
あ〜そうか!
水平の運動ではスピードが減らないなら,同じように考えると②の運動はこうなるのでは?
おー! goodですね。
すると,どちらが早く到着するのかな?
到着時間は距離÷速さで求まるね。①,②とも距離が同じだけど,①の方が,スピードが速い区間の数が多いので,到着時間は早くなるね。
それでは,ビデオを見てみましょう
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