さあ,いよいよ検証です。
不安と期待を込めて,暗い部屋で太陽に向かって鏡を当てました。
う〜,映ってない。( ;∀;)
…しかし,鏡の角度を変えてみると…
おや!
なんとなく『十字架』と,ゆがんではいるが『四角い外枠』が見えるではないか!
( ̄∇ ̄ ハッハッハ)
マスター,磨きがまだ足りないのでは?
う! 確かにそうかもしれないが…
もう,マスターの指は疲れ果てているので,この辺でよかろうばい!!
古っ。2年前のフレーズだ〜!
ぜひ,元気な皆さんは,もっとクリアになるよう挑戦してみてください。
…とすると,魔鏡づくりの方法は,3つとも正解なの?
どうでしょう?
(ア)の方法は,裏から表に傷が出る(凸)ようにし,(イ)の方法は表に凹んだ傷を付けました。
ところが,
今回の(ウ)の方法は,表の鏡面には凹凸を作っていないのに,どうして裏の十字形が映ったのでしょうか?
これは難題ですので,
お茶しながらじっくりと考えてください。
マスター,いつものヒントは?
そうですね…
今回の魔鏡づくりでは,
a)真鍮板(0.5 mm)の裏側にガムテープで凸面の模様を作った。つまり,十字形と四角い枠の部分は,ガムテープの厚さ分(1 mm)だけ増している。
b)表面を鏡面に磨くときに,意識的に指に力を入れて削り磨いた。
どうでしょうか?
難しいと思いますよ。なんせ約2000年もの間,謎であったのですからね。だから『魔鏡』なのですね〜。
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