まずは,前会の復習です。
まずは,前会の復習です。
左上の写真のように,小便小僧に熱湯をかけると,小便,いや水が出ます。
その原因は,小便小僧の体内に入っていた空気の膨張と言われてきました。
が,ある大学の教員と学生が検証実験をした結果,その主な原因が次のことだと突き止めました。
それは「中に入っている水が,熱湯によって蒸発して水蒸気になる。その水蒸気の圧力が水をおし出す」です。
水(液体)が水蒸気(気体)になると,約1000倍に膨張します。したがって,少量の水が蒸発しただけで,小便小僧の体内は水蒸気でパンパンになってしまうということです。
マスター。でも水は 100 ℃ 以上にならないと蒸発しないのでは?
確かに,水は 100 ℃ 以上になると沸騰して水蒸気になります。しかし…
洗濯物が乾くとき気温が 100 ℃ 以上にならなくても,濡れた洗濯物から水が蒸発しますよね。
今回の小便小僧の体内がパンパンになる現象も,それと同様のものなのです。
ふ〜ん? マスター,なんか授業のようで…頭が…
そうですね!(^_^;
小難しいことはここまでにしましょう。
では,マスター得意の 実験・工作 といきましょう。
さて…
マスターは,小便小僧をどんな材料で作ったと思いますか?
【予想】
- (ア)プラスチック
- (イ)木の箱
- (ウ)粘土
ちょっと考えてみましょう。
ヒント:身近なもので,小便小僧と似たような形(腰に相当する部分が多少くびれている)のものがありますよね…
よろしい方は…(next page↓)