は，面倒くさがり屋の性分なんですが，年を取ったらなぜかネコを飼いたくなりました。
今から４年前，マスター
は，知人からかわいい（親？バカ）ネコをもらいました。
事件が起きたのは生後５ヶ月頃のことです。
急に食欲がなくなり，元気もなく寝てばかりになりました。
２，３日たつと，まったく食事をせず，ぐったりしてしまいました。
いつもトイレの世話をしていたマスターは，ウンチがまったく出なくなったことに気づき，
こりゃー大変だ！
と，動物病院に連れて行きました。
【通院１回目】
お医者さんの判断では，
「まだ腸が小さいので，何かつかえているか？ そのほかの原因か？」
ということで，まずレントゲンを撮りました。
結果は「特に詰まったものは写っていません。」とのことでした。
念のため採血し，栄養剤を注射してもらい，腸の働きを促進する内服薬とウンチの出が良くなるペースト状の缶詰を処方されました。
【通院２回目】
ところが，次の日になってもペースト状の缶詰を少ししか食べません。
そして，どんどんぐったりとしてきました。
そこで，もう一度病院に連れて行きました。
再度レントゲンを撮りましたが，何も見つかりません。
「最悪の場合は，切って調べるしかないかな！」「でも，もう１日様子をみましょう。」と，今度は違うペースト状の缶詰をもらいました。
「切って調べる」と言われたときには，マスターは青ざめました。まだ５ヶ月の小さな体を切るなんて…と，心を痛めながら帰宅しました。
でも，いったい何が詰まっているのだろう？
いろいろと想像してみました。
そういえば，輪ゴムを見るとしょっちゅういたずらし，噛んでいたな。
そうだ，ウンチに輪ゴムの切れっ端が出てきたこともあったな。
いや，すずらんテープを引き裂いて噛んでたこともあったぞ。
あ！ 居間のビニル製のクッションフロアーをかじっていたこともあったぞ。…これかな？
とにかく，パソコンの電源コードや妻のバッグの手提げの部分など，いろんなところを引っ掻いてはちぎっていました。
