答えは(イ)ウォーターメロン(スイカ)でした。
真ん中が赤く,まわりが縁どられていて… 確かに,スイカに似ていませんか?
ナットク???
この石は,マスターが7,8年前にバイカル湖の西の鉱山(写真)から採掘したトルマリンです。
7月だというのに,とても寒かったです。
まさかマスター,盗掘?
いえいえ,ちゃんと鉱山の許可証つきで日本に持ち帰りましたよ。
採掘したものはこんな感じでした。
ピンクのところがトルマリンです。
キラキラした紫の母岩は,紫雲母です。
母岩からトルマリンをとり出すと…
トルマリンは,硬度が7と硬い宝石で,摩擦したり,たたいたりすると電気が起こるので『電気石』とも呼ばれます。
でも,傷がついたり,割れたりするともったいないので,試していません…(^_^;
どうして,圧力を加えると電気が起こるの?
そう簡単には説明できませんが,『ピエゾ効果』です。好奇心の旺盛な方は,ネットで検索してみてください。
…あのキュリー夫人の関係者などが出てくると思います。
身近な例を挙げますと…
チャッカマンや電子ライターを思い出してください。「カッチン」と力を入れると,炎が出ますよね。
あの中にはトルマリンのようなものが入っていて,そこに力を加えると結晶がゆがみ,電気の粒が移動して火花が起こるのです。
あ〜,せっかくきれいな石の話なのに,小難しい説明になってしまいました。(*•*)
お口直しに,トルマリンのほかに採ってきた石を紹介します。
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