2006.12.28
平成14年版教科書「中学校数学1」の「立体を見る方向と形」で「お化け煙突」についてふれています。
これは,1926年〜1964年にかけて,東京都足立区にあった旧東京電力千住火力発電所の4本の巨大煙突のことで,当時の住人たちが見る方向によって煙突の本数が変わって見えるので,「お化け煙突」と呼んでいたそうです(写真:電気の史料館所蔵)。
そして今年の冬,再び東京都足立区千住一丁目の東京芸術センター前広場に,光のおばけ煙突が誕生しました。
そして今年の冬,再び東京都足立区千住一丁目の東京芸術センター前広場に,光のおばけ煙突が誕生しました(右写真)。
12月10日夕方,点灯式があったので行ってみました。
円柱の形をした4本の煙突から光が発され,空に向かって1本の光の筋になっている様は「おばけ煙突」の名とはうらはらにとてもきれいでした。
また,本当に本数が変わって見えるのかを確かめようと,煙突の周りをぐるぐるまわってみました。3本と4本には見えましたが,1本や2本に見えるにはもう少し離れたほうがよいようでした。
点灯式の記念にお花とビール(またはお茶)を配布しており,私もいただきました。(ラッキー!!)
おばけ煙突の点灯は,来年1月末まで(毎日16時30分〜22時)の期間限定だそうです。
ふーと現れて,消える・・・まさにおばけですね。