トウモロコシ
(イネ科)
トウモロコシ
新大陸(南アンデス山麓地帯や、中米メキシコ)に原産し、コムギやイネとともに世界三大穀物とされている。我が国へは、安土桃山時代(1580年頃)にポルトガル人によって伝えられた。
トウモロコシの花
一年生の作物で、雌雄異花、高温多湿を好み、適度な土壌水分を必要とする。茎は高さ2~4メートル、普通は枝分かれせず、中実で根元に太い不定根が出る。
トウモロコシ
また、出穂・開花の頃は乾燥による害が大きいので注意する。栄養的には、タンパク質、脂質、炭水化物に富んでいるが、収穫してからの品質低下が著しい。

[ 「植物の世界」:朝日新聞社刊,他より参考・引用 ]

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