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先生の休みじかん
第2回  グリーンアドベンチャーもくじへ戻る

私の勤務(きんむ)する小学校では、子どもたちに植物への興味(きょうみ)をもってもらうために、グリーンアドベンチャーという活動をしています。校庭の木に番号をつけてあるのですが、子どもたちがそれらの木の名前を当てるという活動です。

初めは木の名前をあまり知らなかった子どもも、今ではたくさんの木の名前がわかるようになりました。あるお母さんから『子どもが知らない木の名前を次々に言うので、びっくりしました。』と言われたこともあります。

3年生の子どもが『木の枝にヒヨドリが来ている。』というので、「どうしてヒヨドリだとわかるの?」と聞くと、『ボサボサ頭だし、鳴き声がかわいくないから。それにスズメより大きいし。』と答えが返ってきました。

3年生は「動物がよく来る木」をテーマにして調べているので、木だけではなくどんな動物がくるのか、その動物のとくちょうは何か、いつの間にか調べていたのですね。感心しました。

葛飾区立細田小学校長 浅井正秀

サクラとヒヨドリの写真
<写真>サクラとヒヨドリ
寒い冬の間,わずかに残った木の実などを食べていたヒヨドリは、あたたかくなって咲き出した木の花のみつをむちゅうになってすいます。
くちばしに黄色い花粉をつけたヒヨドリがツバキ、ウメ、サクラなどの木から飛び立つのをよく見かけます。

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