マスターは庭先で,ある実験を試みました。
![1 cm の穴を2つ開けたダンボール](/science_cafe/011/images/sc011p2_01_pc.png)
ダンボールの切れ端に,無造作に 1 cm ほどの穴を2つ開けました。
この穴で,木漏れ日を再現しようというわけです。
このダンボールを太陽にかざして,穴から漏れた光を 1 m くらい先の紙に映しました。
すると…
![ダンボールの穴でできたスポット](/science_cafe/011/images/sc011p2_02_pc.png)
どう見ても円とは言えないいびつな穴から,きれいな水玉模様が映りました。
これはどう考えたらよいでしょう……
これは,ダンボールの穴の光がただ映ったものではなく,ピンホールカメラの現象ではないか?
つまり,このいい加減な形の穴が,「レンズの働きをしている」と。
そこで,さらに実験を試みました。
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