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土地のつくりと変化/地層アイコン

津屋崎層

津屋崎層

2400万年前の古代三紀層(非海成層)津屋崎層の上部層があります。主に礫岩や砂岩、黒色シルト岩の相互層からなる河道で氾濫原の堆積物が見られます。凝灰岩層や炭質シルト質古土壌(淡褐色または赤紫色)に倒木あるいは火砕流によってなぎ倒された樹木の残りではないかと思われる珪化木が見られます。砂岩の中には葉の化石が見られるものもあります。

層の下部に礫岩があることから、このあたりに流れの速い川があったと考えられます。その後火山の噴火により火砕流が発生し、木々をなぎ倒し、そして再び川が緩やかに流れ木の葉などが堆積したと考えられています。干潮時に現れる海岸の先の岩場に移動すると多くの珪化木を目にすることができます。

津屋崎層その2
津屋崎層その3