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土地のつくりと変化/地層アイコン

善師野の地層

善師野の地層

善師野駅の北側一帯は,かつていたる所に縞模様の地層が見られたが,崩落防止工事でコンクリートや石垣に覆われ,ほとんど見られなくなった。熊野神社の周囲には所々露頭が見られる。石段中ほどの鳥居脇にある地層は礫岩・凝灰質砂岩などからなり,ときには植物や貝類の化石を含む。新生代第三紀(2,000万〜1,700万年前)の地層で可児層群と呼ばれる。

丘陵地に昔からある集落の細い道路脇には,礫岩や砂岩の層をよく見かけます。地元の人に聞くと,近くの民家の裏山とか戦時中にできた防空壕跡に露出する地層の場所を教えてくれます。近くの山では珪化木(木の化石)も出土します。