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土地のつくりと変化/地層アイコン

酢の瀬歩道橋近くの地層

酢の瀬歩道橋近くの地層

富岡市を流れる鏑川にかかる「酢の瀬歩道橋」地点では、砂岩と泥岩の互層が観察できます。南側の隆起が大きいため、地層がかたむいており、非常に観察に適しています。また、鏑川の中流の桐渕橋の近くにある桐淵公園テニスコートからも地層が観察できます。砂岩と泥岩の互層となっています。この地域に分布する地層は、群馬県南西部の新生代第三紀中新世の富岡層群で、約1650〜1000万年前に堆積した海成層です。近年多くの脊椎動物化石が確認されている地層です。

鏑川の両岸には、海でできた地層が長い年月をかけて陸上に隆起し、川の侵食作用で削られたことによって観察できるところも多くあります。一部には褶曲もあります。

酢の瀬歩道橋近くの地層その2