vol.22 - No.24 (2021年3月15日)

2月に驚くほどの暖かい日があったためか、その後ウメは一気に満開となり、いつもの年より早い春のスタートとなったように感じます。2月中にサクラソウの花がたくさん咲き出し、スイセンやクロッカスもきれいな花をつけました。クリサンセマムノースポールが白い花を、ワスレナグサが空色の花を、そしてスイセンが黄色い花を咲かせ始め、あっという間に庭が活気づきました。ツルボやホトトギスの新芽も一斉に顔を出し、春の訪れが実感できるようになりました。桜の開花も早まり、横浜周辺の地域では3月中に満開となるようで、4月を待たずに散ってしまいそうです。多くの小中学校で3月中旬以降に行われる卒業式は桜の花に祝福されて素敵でしょうが、4月に行われる入学式は残念ということになりそうです。世の中あれもこれもうまくことは、なかなかないものです。別れと出会いの3月4月、寒さから解放され、春の心地よさに心が浮足立ってしまいそうですが、今何が大切なのかをしっかり考えて行動するように過ごしたいものです。

さて今回は、春の子育てが始まる鳥たちの中から、猛禽類と呼ばれる鳥を選んで紹介します。