vol.22 - No.20 (2021年1月15日)

この冬は庭のミカンが豊作です。お正月用に購入する必要がないばかりか、人にあげることができるほどです。昨年はハッサクが豊作で300個以上の実ができましたが、今年は数えるほどしかありません。まさに言葉どおりで、26個。すぐに数えることができてしまいます。やはり木に無理をさせてはいけないということなのでしょう。今年は、ミカンもハッサクも実の数を適切に調整しようと思っています。それと共に、他にも収穫できる木を増やしたいと考えています。私は横浜で生まれ育ちました。今も横浜に住んでいますが、そんな私の家の庭でも野菜や果物を育て収穫し楽しむことができます。最近、地方に移住しようと考える人が増えていると聞きます。自然の中で生活したいと考えるようになった人が多くなっているようです。さらに、感染症をきっかけに新しい生活の仕方を考える人も増えています。多くの人が、日本各地で自分の生き方にあった場所を見つけ、いろいろな面で本当の意味での豊かな生活が送れるようになるといいなと思います。自分の手で食べ物など必要なものを作る。自分の体を使って生きるための様々なことをする。そうして生き物としての人間本来の満足や喜びに目覚める人たちが増えてくれたら、日本の未来もよいものになるのではないでしょうか。そんなことを考えながら新しい一年をスタートさせました。

さて今回は、コミスジの3回目最終回です。蛹が羽化して成虫になるまでのようすを紹介します。