vol.22 - No.12 (2020年9月15日)

7月の一か月間は毎日のように雨が降り、7月としては涼しく過ごすことができました。しかし、8月になったとたんに晴天と猛暑が続き、横浜ではほぼ一か月間雨の降らない状態となりました。庭の土は放っておくとからからになり、植物たちはみなぐったりとしてしまいます。日光は十分なので水さえ与えてやればツルレイシ(ゴウヤ)もオクラも次々に実を作り、食べきれないほど収穫できます。とはいっても、気になるのが水道代。そこで、湯舟の水を下水に流さず、洗濯に使ったりプランターや植木鉢などにまくことにしていました。ところが、8月はシャワーで済ませることが多くなり、結局、水道水を直接散水することも多くなってしまいました。下水処理代は使用した水道水の量によって決まります。ふつうは蛇口から流れ出た水のほとんどは下水に流れ込みます。しかし、我が家の8月の蛇口から出た水の多くは、庭に撒かれて下水に流れないものもたくさんありました。ふと、下水処理代の決め方に不満を感じ、何とかならないものかと思ってしまいました。ただ、よく考えると、下水処理代は川や海の汚染を防ぐために使われるお金です。自然を相手に活動する私としては、しっかり下水を処理し、川や海に生息するがたくさんの生き物を守るために使ってね、と願うにとどめることにしました。

さて今回から2回に分けて、最近2回ほど話題にしたヨツモンカメノコハムシが育つようすを詳しく紹介します。1回目は、小さな幼虫が生まれ育ち始めるころのようすです。