vol.21 - No.24 (2020年3月15日)

3学期にあたる正月から4月の新学期までの期間は、寒いことと日照時間が短いこともあって、屋外で過ごす時間がぐんと減ってしまう時です。私は最近まで、花だんの手入れや野鳥の撮影などのために屋外で日差しを浴びて過ごすことが多い生活をしてきました。しかし、昨年の冬は植物図鑑を作るために室内で過ごすことが多くなり、そのためか春を迎えたころから体調を崩し、その後ずっと病気に対する抵抗力に不安を感じる日々を過ごすこととなってしまいました。そして今年に入り、「感染症から身を守るために免疫力を高める努力をしましょう。」という言葉を多く聞くようようになり、日光に当たる機会が少なくなっていたことが体調を不安な状態にしていた原因なのかもしれないと改めて思うようになりました。考えてみれば近年は、以前と比べて屋外で活動することが減り、そのため太陽の光を直接浴びることの少なくなっている人が多くなっているように思います。「お年寄りが縁側で日向ぼっこをする。」そんな光景を頭に思い浮かべることができ人は、今では少数派でしょう。除菌除菌と薬品に頼るより、しっかり日光浴をしたほうがインフルエンザなどのウィルスから身を守ること、免疫力を高めることにつながるんだろうなと、自分なりに納得しています。努めて外に出て日差しを浴び、体を動かすようにして春を迎えようと考えています。

さて今回は、鳥シリーズの今期第2弾として、川や池、湖などで見られる水辺の野鳥を紹介します。