vol.21 - No.03 (2019年5月1日)

新緑の美しいときとなりました。秋に葉を落とした落葉樹にも新しい葉がつき、5月ならではのやわらかい緑が山々を美しく染めています。緑に包まれて過ごすことはとても気持ちのよいことです。日本がまだ緑豊かな国であることを心にとめておきたいものです。緑の山々を大切にしていかなければと思いますが、山を所有して植林をするといったことまではできません。少しでも環境を守る手助けができればと、我が家の屋根には太陽光発電パネルを設置しています。しかし、太陽光による発電コストはまだ割高です。また、パネルを作るときや廃棄するときに、たくさんの二酸化炭素を排出してしまいます。そう考えると、環境に悪影響のない完成された発電システムとは言い切れません。まだ他の発電方法に取って代われるものではないように思います。最近、山の斜面の木々が切り倒され、そこに太陽光発電パネルが設置されているといったことを聞きました。理解に苦しみます。地球の温暖化やそれに伴う異常気象の原因が何なのかを真剣に考えているのでしょうか。気象災害に苦しむ人たちのことをしっかり受け止めているのでしょうか。コストのことばかりにふり回されず、地球環境をしっかり守る、そんな令和の時代が築かれることを願わずにはいられません。

さて今回は、いま花ざかりのフジを紹介します。