vol.20 - No.24 (2019年3月15日)

庭の動植物のようすを見る限りでは、この冬の横浜は暖かかったといえます。昨年はたった1日のきびしい寒さのために、加温していない温室内のサンパラソルが葉を落としてしまいました。また、常緑樹の下でプランターに植えたままだったノアサガオ(宿根アサガオ)も、春に芽を出しませんでした。今年は、ノアサガオもサンパラソルも緑の葉を残したまま3月を迎えることができました。ほんの数日の強い寒さのために命を落としてしまう生き物がいることを考えると、冬の寒さはほどほどにと願わずにはいられません。しかし、冬が例年より暖かかったために命を落とす生き物もいます。どちらがよいのか、複雑な気持ちになりますが、私の家の庭では、春本番を前に梅の花が満開となり、フキノトウがにょきにょきと花茎をのばし、クリスマスローズがたくさんの花を咲かせています。ほっとできる庭のようすです。

さて今回は、オンブバッタのようすを紹介します。時期としては少し早いのですが、卵を室内に置いてあったために孵化してしまいました。