vol.19 - No.23 (2018年3月1日)

3月、春への期待がぐんと高まるときとなりました。サクラソウやキンセンカは見栄えがよいほどに花をつけるようになり、クリサンセマムノースポールもぽつぽつと花を咲かせはじめています。ワスレナグサやビオラもつぼみをつけ、花を咲かせるのもあとわずかといった状態です。3月が例年通りの天候であれば、月の終わりには花だんも花いっぱいとなることでしょう。卒業生を送るにも新入生を迎えるにも、どちらも花で飾れることを楽しみにしながらプランターや花だんの手入れをしています。週に2〜3時間ほど世話をするだけで、花たちはそれに応えて立派に花を咲かせてくれます。花が終えた後も、種をあちこちに落とし、秋にはたくさんの芽を出してくれます。きれいな花が咲くのを楽しんでもらいたいという気持ちもありますが、子どもたちには命のつながりをしっかりと感じ取ってほしいと思い、何年も花を育て続けてきました。ただ、後継者がなかなか現れてくれないのが悩みの種です。

さて今回は、春早くから花をたくさん咲かせるネモフィラを紹介します。植えかたによっては一面淡いブルーの見事な花畑ができるため、最近注目を集めています。