vol.18 - No.13 (2016年10月1日)

9月の前半はオオスズメバチの数も少なく、私が飼育しているミツバチにも被害がありませんでした。例年だと、台風通過後のぱっと晴れたときなどに決まってオオスズメバチがやってきたのですが、今年はそのようなこともなく安心していました。ところが、そう思ったのもつかの間、時折雨の降るどんよりとした曇りの日、ミツバチがオオスズメバチに襲われました。夕方5時半過ぎに巣箱の見回りに行ったところ、4つ置いてある巣箱の右端の箱の前でおよそ2千匹、左端の巣箱の前で千匹ほどのミツバチが瀕死の状態でうごめいたのです。そのときにはまだ右側の巣箱の前で7匹のオオスズメバチがいました。そして、ミツバチたちが咬まれ続けていました。オオスズメバチの数は7匹だけと少なかったのですが、それでも数千という数のミツバチが殺されてしまったのです。その光景を目にした私は夢中になってしまい、無謀にも防護服なしでオオスズメバチに近づき、バトミントンのラケットで7匹すべてを叩き落しました。その日以降は朝早く巣箱を見回るようにしました。休日などは朝昼夕方と何度も見回っています。

さて今回はツルボが育つようすを紹介します。9月の野原でたくさんの花を咲かせていますが、ミツバチにとっても大切な蜜源植物です。