vol.18 - No.01 (2016年4月1日)

寒い日もありましたが、今年の冬は暖かい冬といっていいでしょう。そのためか、3月にはいつもより早く庭の植物たちに活気がみられるようになりました。以前紹介したノラボウは何回も収穫することができました。ブロッコリーの変種、茎立ちブロッコリーも収穫し残したものに花がつきました。また、フキの葉もしげるほどになりました。4月に入ると、ジャガイモが芽を出し、チューリップやカイドウの花が満開になります。サクラの花の他にも楽しみがいっぱいです。しかしそのような中、前回紹介したヒキガエルのことで思いもよらないことが起こりました。池の大きさに対し卵の数が多すぎたのでしょうか、3月中旬の暖かい日を境に水質が極端に悪くなりました。気がついたときには水が腐っていて、池にいたフナまで死んでしまったのです。先月ヒキガエルを紹介したときに「池に産み落とされた卵をこのままにしておいてよいのだろうかと思い悩んでいるところです。」と書きましたが、そんな心配もなくなってしまいました。巻きぞえをくって死んでしまったフナたちに申し訳ないと思うとともに、自然を読む力の未熟さを痛感しました。まだまだ学ぶことはたくさんあるという思いを新たに、新学期を迎えました。

さて今回は、3月4月に大きな花をたくさん咲かせる、クリスマスローズが育つようすを紹介します。